HYPERION
高性能リチウムポリマー


Hyperion LITESTORM
VZ 30C/50C   VX 20C-25C/25C-40C   CX 16C-18C/25C-30C

Voltage Xtreme series - 高電圧リチウムポリマー電池

ALL RIGHTS RESERVED, AIR CRAFT - DEC 10, 2005
リチウムポリマー電池の充電、取り扱い、安全についての情報はこちらをご覧ください
 

上記左の写真はハイペリオンリチウムポリマーバッテリー/ライトストームシリーズの最新版、VZ 2000 3S, 11.1V 30C パックです。エアクラフトから新たに提供される高出力リチウムポリマーセルの一例で、さまざまな容量のものが用意されます。中央はパワーとタフさに定評のあるおなじみの VX 800 3S 11.1V 20C パック。ダクト機ファンに高い支持をいただいています。そして右側も最新版の CX 4250 3S, 11.1V 18C パック。軽量化を重視しており、より長いフライト時間を第一にお考えの方におすすめです。ハイペリオンライトストームシリーズは、フライヤーの「どんな飛ばし方をしたいのか、何をバッテリーに求めるのか」に合わせて、一人ひとりのフライヤーに最適のものをお届けできるよう、幅広いラインアップを揃えています。ハイペリオンパックは、高い技術標準を持った韓国のOEM製造企業にて妥協のない高品質管理の下で製造されています。

写真のパックの左側には各セルに直結したマルチコネクタが付いており、各セルの電圧のチェック、また必要に応じてHyperion LBA10 バランスアダプタを使ってバランスを取ることができるようになっています。.  もちろんHyperionパックは他のリチウムパックと同様右側のメインワイヤを通じても充電できます。マルチコネクタはそれに加えて状態の診断と安全な充電を可能にするわけです。

すべてのパックは写真のように予想される電流にあった高品質のシリコンワイヤケーブル付となっています。

HPマルチコネクタとLBA10はPolyQuest、Etecブランドの電池パックとも互換性があり、またPCM/バランサーも使用いただけます。配線規格は公表されており、それに従った他ブランドのもの でも使えます。

これらの新しいVXシリーズの20C+パックはクラス最高の放電電圧と容量を提供します。またパックの形状はとてもスリムになっています。私たちは市場にあるさまざまな電池セルを調査しましたが長いサイクルで使用できるパワーの点でVXシリーズにかなうものはありません。

左のグラフは、vX1200セルの放電テストの結果です。15C連続(18A)で3.0Vのカットオフ電圧まで放電させて96%以上の容量を示しています。

15Cでの繰り返し放電による寿命テストでも200サイクル後で10%以下の容量ロスにとどまるタフさを示しています。

グラフの電圧にもご注目ください。15C放電ではずっと3.45V/セル、20Cでも3.4Vを保つ画期的な性能を示しています。つまり同じ電流を流していてもこれだけ電圧が高いのでより大きな出力が得られるわけです。

もしとんでもない出力・重量比をお望みでしたら、400〜480クラスの機体にこのHP-LVX-1200-3Sパック(99g)を積み、静止状態で20〜24A流すようにペラとモーターを調整してみてください。ご想像ください。。。すべてのLiteStorm VXシリーズの電池パックは連続20C放電、また電動3Dファンフライ機では最長20秒間まで30C放電、さらには一時の放電後モーターを回さないグライダーでは最長30秒まで30Cとしていいでしょう。(競技用LMRグライダーでは6秒まで40C) これだけ酷使されても市場にある他の20Cとうたわれている電池セルを凌駕し、長持ちします。

Hyperionでは新しく、PCBなしでタブ全体を超音波溶接する製造プロセスをVXシリーズで採用しています。これにより最低の電気抵抗を最軽量で実現しています。工場では各セルのテストルーチンを延長しており、また新たな10ステップの品質コントロール手順を導入しています。それにより今までに無いセルのマッチングが実現し、非常に安定した性能が得られています。

仕様  (パックにコネクタは付いていません。)

重量はフルの長さのシリコンケーブルとマルチコネクタを含みます。
他ブランドとの比較にはご注意。電池セルだけの重さが表示されている場合があります。
 

LiteStorm VZ シリーズ

タイプ 表示電圧 重量
(g)
サイズ
(W x H x D)
mm
HP-LVZ0700-2S  7.4V 52 36*72*10
HP-LVZ0700-3S 11.1V 72 36*72*15
HP-LVZ1200-2S  7.4V 78 31*106*12
HP-LVZ1200-3S 11.1V 113 34*106*18
HP-LVZ2000-2S  7.4V 120 34*108*21
HP-LVZ2000-3S 11.1V 178 34*108*28
HP-LVZ3200-2S 7.4V 185 45*150*14
HP-LVZ3200-3S 11.1V 276 49*150*20
HP-LVZ3200-4S 14.8V 344 45*150*26
HP-LVZ3200-5S 18.5V 433 49*150*32
HP-LVZ3200-6S 22.2V 505 45*150*40
HP-LVZ4500-2S  7.4V 275 45*162*17
HP-LVZ4500-3 11.1V 415 51*162*25
HP-LVZ4500-4 14.8V 500 45*162*33
HP-LVZ4500-5 18.5V 638 51*162*41
HP-LVZ4500-6 22.2V 726 45*162*49


LiteStorm VX シリーズ
 

タイプ 表示電圧 重量
(g)
サイズ
(W x H x D)
mm
HP-LVX0300-2S  7.4V 21 23.5*55.5*11
HP-LVX0300-3S 11.1V 29 23.5*55.5*15
HP-LVX0400-2S  7.4V 30 37*69*7
HP-LVX0400-3S 11.1V 43 37*69*10
HP-LVX0800-2S  7.4V 47 36*71*11
HP-LVX0800-3S 11.1V 67 36*71*15
HP-LVX1200-2S  7.4V 71 32*105*11
HP-LVX1200-3S 11.1V 104 34*105*17
HP-LVX1500-2S  7.4V 86 31*106*14
HP-LVX1500-3S 11.1V 125 33*106*21
HP-LVX1800-2S  7.4V 97 32*106*16
HP-LVX1800-3S 11.1V 141 33*106*25
HP-LVX1800-4S 14.8V 176 33*106*30
HP-LVX2000-2S 7.4V 107 33*111*15
HP-LVX2000-3S 11.1V 161 33*111*27
HP-LVX2000-4S 14.8V 200 33*111*29
HP-LVX2100-2S  7.4V 118 39*121*12
HP-LVX2100-3S 11.1V 174 40*121*18
HP-LVX2100-4S 14.8V 222 40*121*24
HP-LVX2100-5S 18.5V 278 40*121*29.5
HP-LVX2200-2S 7.4V 117 32*115*18
 HP-LVX2200-3 11.1V 176 32*115*30
HP-LVX2200-4S 14.8V 221 32*115*32
HP-LVX2500-2S 7.4V 138 40*123*14
HP-LVX2500-3S 11.1V 207 40*132*21
HP-LVX2500-4S 14.8V 263 40*132*28
HP-LVX2500-5S 18.5V 326 40*123*34
HP-LVX2500-6S 22.2V 390 40*132*45
HP-LVX3300-2S 7.4V 175 46*142*13
HP-LVX3300-3S 11.1V 260 46*142*20
HP-LVX3300-4S 14.8V 335 46*142*26
HP-LVX3300-5S 18.5V 420 46*142*32
HP-LVX3700-2S 7.4V 196 46*142*15
HP-LVX3700-3S 11.1V 297 49*150*22
HP-LVX3700-4S 14.8V 382 46*150*29
HP-LVX3700-5S 18.5V 480 49*150*36
HP-LVX4350-2S 7.4V 235 44*163*16
HP-LVX4350-3S 11.1V 352 47*163*23
HP-LVX4350-4S 14.8V 443 44*163*31
HP-LVX4350-5S 18.5V 559 47*163*39
HP-LVX4350-6S 22.2V 657 44*163*47
HP-LVX5000-2S 7.4V 268 45*160*20
HP-LVX5000-3S 11.1V 396 47*163*27
HP-LVX5000-4S 14.8V 514 45*163*36
HP-LVX5000-5S 18.5V 642 47*163*45
HP-LVX5000-6S 22.2V 750 45*163*54

 

LiteStorm CX シリーズ

タイプ 表示電圧 重量
(g)
サイズ
(W x H x D)
mm
HP-LCX2100-2S  7.4V 105 32*113*15
HP-LCX2100-3S 11.1V 165 32*113*26
HP-LCX2500-2S  7.4V 124 34*113*17
HP-LCX2500-3S 11.1V 186 34*113*30
HP-LCX2500-4S 14.8V 235 34*113*34
HP-LCX2500-6S 14.8V 363 34*118*55
HP-LCX4270-2S  7.4V 213 46*151*16
HP-LCX4270-3S 11.1V 313 49*151*24
HP-LCX4270-4S 14.8V 401 46*151*32
HP-LCX4270-5S 18.5V 502 49*151*39
HP-LCX4270-6S 22.2V 589 46*151*44
HP-LCX5350-2S 7.4V 248 45*139*20
HP-LCX5350-3S 11.1V 366 48*139*30
HP-LCX5350-4S 14.8V 473 45*139*40
HP-LCX5350-5S 18.5V 592 48*139*50
HP-LCX5350-6S 22.2V 694 45*139*60
HP-LCX6000-2S 7.4V 290 44*164*21
HP-LCX6000-3S 11.1V 440 49*164*30
HP-LCX6000-4S 14.8V 558 44*164*39
HP-LCX6000-5S 18.5V 700 49*164*49
HP-LCX6000-6S 22.2V 827 44*164*59

 

容量と電流:

各容量は業界標準の表示で、メーカーが2C放電時に保障する最低容量となります。容量とはバッテリから完全に放電する際に得られるエネルギー量をいいます。1200mAh(1.2Ah)セルは1.2Aを一時間流せることを示しています。電池パックを並列に接続すれば電池容量と放電容量を増やせます。たとえばこのページ最下の例のように2つの同じ種類の電池パックを並列に接続すると電池容量と放電容量は倍になります。この場合2Pと表示されます。

下の表のように放電できる電流(A)については電池の容量値(C)の倍数で表されます。
 

LiteStorm VZ

容量
公称
12C 15C 30C
連続最大
50C
30秒以下
HP-LVZ0700 0.70A/hr 8.4A 10.5A 21.0A 35.0A
HP-LVZ1200 1.20A/hr 14.4A 18.0A 36.0A 60.0A
HP-LVZ2000 2.00A/hr 24.0A 30.0A 60.0A 100.0A
HP-LVZ3200 3.20A/hr 38.4A 48.0A 96.0A 160.0A
HP-LVZ4500 4.50A/hr 54.0A 67.5A 135.0A 225.0A

 

LiteStorm VX

容量
公称
12C 15C 20C
連続最大
30C
30秒以下
HP-LVX0300 0.30A/hr 3.6A 5.0A 6.0A 9.0A
HP-LVX0400 0.40A/hr 4.8A 6.0A 8.0A 12.0A
HP-LVX0800 0.80A/hr 9.6A 12.0A 16.0A 24.0A
HP-LVX1800-3S 1.80A/hr 21.6A 27.0A 36.0A 54.0A
HP-LVX2000 2.00A/hr 24.0A 30.0A 40.0A 60.0A
HP-LVX2100 2.10A/hr 25.2A 31.5A 42.0A 63.0A

HP-LVX2200-2S, 4S

2.20A/hr 26.4A 33.0A 44.0A 66.0A

 

LiteStorm VX

容量
公称
12C 15C 25C
連続最大
40C
30秒以下
HP-LVX1200 1.20A/hr 14.4A 18.0A 24.0A 36.0A
HP-LVX1500 1.50A/hr 18.0A 22.5A 30.0A 45.0A
HP-LVX1800-2S 1.80A/hr 21.6A 27.0A 45.0A 72.0A
HP-LVX2200-3S 2.20A/hr 26.4A 33.0A 55.0A 88.0A
HP-LVX2500 2.50A/hr 30.0A 37.5A 62.5A 100.0A
HP-LVX3300 3.30A/hr 39.6A 49.5A 82.5A 132.0A
HP-LVX3700 3.70A/hr 44.4A 55.5A 92.5A 148.0A
HP-LVX4350 4.35A/hr 52.2A 65.25A 108.75A 174.0A
HP-LVX5000 5.00A/hr 60.0A 75.0A 125.0A 200.0A

 

LiteStorm CX

容量
公称
12C 15C 18C
連続最大
27C
30秒以下
HP-LCX2100 2.10A/hr 25.2A 31.5A 37.8A 56.7A
HP-LCX2500 2.50A/hr 30.0A 37.5A 45.0A 67.5A
HP-LCX4270 4.25A/hr 51.0A 63.75A 76.5A 114.75A
HP-LCX5350-2S 5.35A/hr 64.2A 80.25A 96.3A 144.45A

 

LiteStorm CX

容量
公称
12C 15C 16C
連続最大
25C
30秒以下
HP-LCX5350-3S/4S/5S/6S 5.35A/hr 64.2A 80.25A 85.6A 133.75A


 


どの"C"で使うのがいいの??

まず"C"だけでは決まらないことに気をつけてください。
電力W( ワット = 電流 * 電圧)が重要です。Hyperion VXシリーズではとても高い電圧で放電するので同じ"C"でもより大電力が得られます。

次に市場に出回っている電池の多くは過大表示されていることにご注意ください。表示どおりの最大電流で放電し続けると電圧降下が激しく性能が落ちるだけではなく、パックは長持ちしません。

私たちはVXシリーズで多くのテストを重ね、さまざまな放電率"C"で何サイクル使えるか評価しました。結果静止状態の測定で15-20C になるようにプロペラを選ぶ設定(地上でフル充電の電池パックで測定します。)がほとんど性能のロス無しに200サイクル以上使えるスィートスポットだとわかりました。 実際VX電池セルは新品の際には100%近くの容量を示し、100回以上のサイクル後でも他ブランドの新品の高放電パックよりも高い性能を示します。

Hyperion VXバッテリは正しく20Cとしています。電動3Dのようにスロットル操作を多く行う機体では、場合によっては必要に応じてもっと流れる構成にしてもいいかもしれません。'これは20C+に合わせた構成がいいということですか?'場合によってはそうですし、そうではないかも知れません。これは飛ばすスタイルにもよりますし機体にもよります。経験と事実の基づいた判断が必要です。

20Cでずっと連続放電するフライトでは、安全マージンを含めた飛行時間は2.5分となってしまいます。15C連続ではフルスロットルでも4分間のフライトとなり 、バッテリの寿命も延びます。スロットル操作をしながらフライトする機体・フライトスタイルの場合、地上で最大15〜20Cになるようにプロペラを選定すると飛行時間は6から10分、あるいはそれ以上となります。 これがHyperion VXパックで飛ばす際のお勧めの構成です。機体の種類より地上で12〜20Cとなるように設定します。

以下は重要です。
どのようなバッテリでも、
NiCd、NiMH、リチウムポリマーなどどのメーカーのものでもその最大公称放電率より低い電流値で使用すると同じ傾向を示します。 つまり放電中にはより高い電圧が得られ、より大きな容量が得られ、さらには放電/充電の寿命が延びます。

搭載する機体の重心位置の問題があります。多くの機体ではぎりぎりの放電の電池を選択してもうまく重心が合いません典型的なスピード400ダイレクトの機体を考えて見ましょう。 スペックから最軽量の電池を選び、最大放電率で使用したくなると思います。 しかし多くのスピード400の機体は7,8セルの500ARニッカド電池パックを念頭に設計されておりその重量は140-165gあります。結果としてリポ電池パックを限度 いっぱいの放電率で飛ばしながら重心を合わせるために機首にオモリを載せる羽目になります。(よくある実話です。)あまり賢くないですね。
かわりにLVX1500-2Sパックを試してみましょう。7セル1000mAhニッケル水素パックとほぼ同じ形状です。この80gの電池パックを使うと機体の重心 をとるには、より少ないオモリ(あるいはなし)ですみます。
このときは8Cほどでの放電することになります。その結果
  (1)より高い放電電圧(=電力)、
  (2) 2倍近い飛行時間あるいは充電なしでの2回のフライト、
  (3) より長い寿命を得ることができます。
実際XPパックはこの放電率ではさらに電圧が高いので7セルNiCdパック以上の電圧が得られるでしょう。
もし400ギアダウンあるいはブラシレスの機体を飛ばしているのであれば3S 1500パックを選ぶこともできます。
  (1) まずオモリなしでそのまま重心が合います。
  (2) 50%増以上のパワー(1.5倍のセル数なので)。
もちろん新しいリチウムポリマー専用の機体の場合は最も軽いパックでも重心が合うでしょう。電池を選ぶ際にはこの重心合わせの要素も頭に入れてください。

一般的な注意事項:

注意!Hyperion VXシリーズ電池パックは負荷のかかった状態でも高い電圧を保ちます。今までの低い放電率の電池パックからVXシリーズに切り替えると同じプロペラの構成でもより多くの電圧がかかり電流流れることになります。最大で40%にもなりえます。モーターをぎりぎりの構成で使っていると過負荷となり過熱やモーターの損傷につながる可能性があります。Hyperion EMeterのような測定器具を使って電流を確認してください。

ニッケル水素電池などで飛ばしている既存の機体にVXリチウムパックを搭載する場合は、ほぼ同じ電圧になるように選択してください。あるいは電圧をあげる場合は必ずペラを小さくするか、ギア比をあげる、あるいはモーターの種類を変えるなどし放電電流 が推奨範囲に収まるようにしてください。ニッカド、ニッケル水素8セルの機体にリポ3セルをそのまま積んではいけません。電流が流れすぎモーターシステム、リポ電池ににダメージを与えるでしょう。

推奨レート: VXパックを使用するときには以下のように静止状態での放電を調整してください。
8C〜12C:  スローフライ、長時間フライトのモデル
12C〜15C: 大部分のスポーツ機。高性能で長時間のフライトが可能です。
15C〜20C: 過激なアクロバット機、EDFジェットなど
20C〜25C: パイロン競技
20C〜30C: クラブグライダーイベントなど、競技での使用

繰り返しですが、この高性能バッテリを最大限生かすには、機体のパワーシステムとバッテリサイズのマッチングが必要です。正しい電池構成の検討を行えるHyperion EMeterのような測定器具、ツール、知識がない場合は経験者の助言を得ることを強くお勧めいたします。

リチウムポリマー電池の一般知識
直列と並列

リチウムポリマー電池は同じ種類のセルを直列にして電圧を増やしたり、並列にして容量を増やすことができます。特に並列使用して容量を増やすとCの値が大きくなるので放電電流も増やすことができるわけです。

この組み合わせは直列 Serial、並列 Parallelで呼ばれます。

たとえば3セルを直列にしたパック(3Sパック)は3.7V x 3の11.1Vで容量は元の1セルと同じです。

2個の14.8V "4S1P"パック(たとえばHP-LVX2500-4Sパック)を並列につなぐと、"4S2P"となります。8つの電池セルが4S x 2Pと配置されるわけです。これは容量5000mAhとして扱え、同じ14.8Vの4Sパックとなるわけです。

電池メーカーはリチウムセルを1C以下で充電することを推奨しています。LVX0800パックであれば0.8Aとなります。これより低い電流で充電してもかまいません。充電時間がその分長くなるだけです。あるいは使用している充電器にその設定がない場合は1.5Cまでの設定でもかまわないでしょう。

要点は
S直列は電圧を変えます;  
  2Sパックは2セルの設定(7.4V)で充電、3Sパックは3セルの設定(11.1V)で充電します。
P並列は容量を変えます:
  2500 4S2Pパックは5000mAhの容量を持ち、1Cつまり5.0Aで充電できます。

例として大型機をVX 2500mAhパックの10S2P構成で飛ばすことを考えてみましょう。

  • Sの数字を1パックの公称電圧にかけるとそのパックの公称電圧が得られます。:
    10S x 3.7V = 37.0V
  • Pの数字をそのセルの容量にかけるとそのパックの容量となります。
    2P x 2500mAh = 5000mAh
  • 放電率"C"はそのパックの容量(5.0Ah)から得られます。
    12C x 5.0A = 60.0A (多くのスポーツ機用大型ブラシレスモーターで使用できる常識的な最大電流レベル)
    16C x 5.0A = 80.0A (F3A競技機や大型EDF機など)

ご注意: 今までリチウムポリマー電池は8C〜12Cの性能であり、そのぎりぎりのところでは公称容量と電圧より低い性能しか出ていませんでした。その結果平均60Aを流すために複雑になっても時には8000mAhもの並列パックを組み、8Cで流せるようにしていました。

Hyperion LVXシリーズでは静止状態で20Cを流すような設定でも高電圧と高容量が得られ、容量も最大3700mAhのものを提供しています。結果私たちの検討結果ではどのような大型機でも並列構成無しで飛ばせると結論を出しています。Hyperion Z40モーターを使うような大型機でも40A〜75Aを流すのが最適な構成です。たとえば電動3Dファンフライ機は大きなパワーが必要です。例にとって説明しましょう。スパン1,850mmのYak 54 E3D機をZ5025-20モーターと10Sのリチウムで飛ばします。地上での最大電流は70Aと設定します。(LVX3700で約20C)、つまり約2400Wの入力電力となります。LVX3700-5Sパック2個を直列に接続するだけで10S(公称電圧37V)、容量3700mAhのパックのできあがりです。これでE3Dルーチンを5-6分飛ばせるでしょう。

同じパックをピークで65A流す大型のスポーツ機に使用するとフライトスタイルによりますが6-12分の演技ができるでしょう。

ここで重要なのは、並列無しの3700mAhパックはとても軽量なので、より2P構成にして大きな容量のパックを積むのに比べて機体重量は減り同じ演技をするのにも少ない電力ですみます。飛行中ずっと重い電池を積むよりはより長い飛行時間が得られ、その間にもう一個のパックを充電できるわけです。つまり2P構成と同じコストでよりよい性能が得られ、一日に飛ばせる時間も増えるわけです。

このように大部分の大型機も並列無しのLVX3300、LVX3700パックで飛ばすことができます。一般的にモーターは余り電流を多く流すよりは電圧を上げて使ったほうがいい効率が得られます。もっとパワーがほしいときにはセル数を増やしたほうが得策です。

超大型機やある程度のフライト時間が必要な競技ではLVX2500、LVX3300やLVX3700を並列にして使ってください。その場合には。。。。

すでに並列にされている電池パックとコネクタで接続したパックのどちらがいいのか?

私たちは並列で組まれた電池パックではなく、直列・並列コネクタで1Pパックをハーネスすることをお勧めします。このようなメリットがあります。

1) 電池の確認、バランス取り、充電が容易
並列にハーネスされたパック(たとえば2200-3S)は3S2Pとなり11.1V、4400mAhのパックとして扱えます。いつでも切り離せるのでそれぞれの各単セルをマルチコネクタから電圧チェックしたりPCMガード やLBA6バランサーを使って安全に充電できます。組並列電池として販売されているものはそれぞれの単セルを確認することができません。

2) いつでもひとつのパックとして使える
大きな機体を引退させることに決めた場合にはその3S2Pパックは2個の3Sパックとして小型の機体で使うことができます。

3) 配線やり直しが簡単
3S2Pパックを6Sパックとして使うのも簡単です。ハーネスワイヤがあれば付け替えるだけです。もとから組まれている組並列電池ではパックの組みなおしは困難です。

4) 搭載も楽
2個の小さいパックのほうが1つの大きなパックより機体の搭載の自由度が大きくなります。細い胴体の機体であれば前後に、幅があれば横に並べてと自由に積むことができます。
ご注意!! 他の電池メーカーから2P、3Pとしてとても長くてスリムなパックが大型機用に販売されています。Hyperionパックの形状を検討している際そのようなパックを評価しましたがそのような長いパックでは正しい銃身を得るのがとても困難でした。電池パックの購入の前にはパックの搭載場所と重心を検討してください。

2個のパックをハーネスするのは簡単です。流れる電流に耐えられるワイヤ、コネクタを選び半田付けするだけです。下の写真は2200mAh 3Sパックを並列にするためのハーネスワイヤの例です。

 2200mAhパックでは最大22A流れるのでAC-CONN-3S ショート3.5mmゴールドバレットコネクタを電池パック側(右側)に使っています。このコネクタは40A連続に耐えられるので十分です。4400mAhに並列にされた側(左側)は最大44A流れることが予想されるのでAC-CONN-4A ロング 4.0mm ゴールドバレットコネクタを使用しています。これは連続60A+に絶えられるものです。(注意:左側の4mmゴールドコネクタ メスも透明のシュリンクチューブで被覆されています。)

充電について:

リチウムポリマー電池は正しく充電されないと危険があります。またよくバランスの取れた電池パックはより高い性能を出し、長持ちします。そのためにHyperion LVXパックはHyperion EOS充電器とHyperion LBA6リチウムバランサーで充電されることを強く推奨します。

EOS 5iとEOS 7i充電器はマニュアル操作でセル数"S"を指定し、さらに内部回路がその設定を確認する確実な構成になっています。人間と機器がダブルチェックすることにより充電電圧を間違えないようにしているわけです。私たちは100%マニュアル設定だけ、あるいは100%自動の電圧設定ではいつかは事故がおきると考えています。

EOS LBA 10は市場のどの充電器ほぼどれででも使用することができ、この2つの重要な機能を提供します。
1) 充電時に各セルの電圧を確認する安全層を付け加えます。また充電電圧がパックの種類にあっているかどうかを確認し、もし誤りがあった場合には充電器と切り離します。
2) 充電終了時にはすべてのセルの電圧がそろい、マッチしてフルに充電することができます。


   


Hyperion VX  リチウムポリマー電池はR/C用途に販売される もので、他の用途には使用することは許されません。バッテリの放電、充電、電気モーター、プロペラ、ラジコン飛行機の飛行そのものもすべて潜在的に危険があり、他人に被害を与える可能性があります。ユーザーは製品を購入するに当たってこれらのリスクを承知し、製造者、流通者、販売者(代表者およびその従業員)の一切の事故、怪我、資産に対する損害の責任を問わないものとします。

すべての電池パックはエアクラフト出荷前に電圧がチェックされています。エアクラフトはすべてのパックが購入時に正しく組み立てられ、正常な電圧を示すことを保証します。もしパック到着時に材質、組み立ての不良があった場合にはエアクラフトは交換を提供します。複数回充電・放電された、あるいは購入後1週間以後パックにはこの保証は提供されません。

リチウムポリマー電池の問題の大部分は過充電・過放電によるものであり、その問題の原因を後から追究するのは困難な場合が大部分です。場合によっては製造者による調査が必要になるため、機体に搭載された後で顧客が問題があると信ずるパックに対しては 、エアクラフトはそのパックを韓国の製造工場に直接送り、検査した上で、もし不良の際には交換することに合意する。パックに不良が見つからなかった場合は顧客が希望する場合は顧客のコストにて返送する。

リチウムバッテリのラジコン用途での使用は試験的とみなされ、長期的な保証は明示的、非明示的に提供されません。製造者、流通者、販売者ともリチウムポリマー電池のラジコン用途あるいはそれ以外の用途での容量、寿命、保存、放電性能について保証するものではありません。

リチウムポリマー電池はいつでも子供やペットの手の届かないところにおいてください。さらに詳しい注意はこちら。

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