Berg 6*DSP GIII およびHyperion DSP*6-FS Receiverの設定


まず送信機の説明書を確認し、どのチャンネルが何を操作するか確認してください。

 

接続
サーボコネクタを横から見ると以下の信号線で受信機に接続されています。
一番上のピン:       信号線                       白あるいはオレンジ色のワイヤ
真ん中のピン:       (+) プラス                   赤のワイヤ
一番下のピン:       (-)マイナス                 クロまたは茶色のワイヤ

 

受信機の電源を入れる

送信機の電源を入れてから受信機の電源を入れます。スイッチ無しのBEC付スピードコントローラでは電源電池パックを接続すると受信機の電源も入ります。最初に受信機を設定するときには危険がないようにモーターからプロペラをはずしておいてください。

 

Berg/Heperion DSP 受信機は非常に信頼性の高いFM受信機であり、様々な特別な機能を持っています。受信機の電源が入れられると送信機の特徴を学習し混信をできるだけ防ぎます。また72MHz版の受信機Berg 6 DSPは送信機のモジュレーション(JR、サンワ、Multiplexで使われているポジティブシフトとフタバ、Hitecで使われているネガティブシフト)も見分けどちらにも対応します。3536MHz40MHzではこの違いは無いのでHyperion DPS*6不要です。

 

次に受信機は送信機のチャンネル数、キーパルス、おおよそのフレームレートなどを検出、学習します。この学習が終了した後はBerg/Hyperion受信機はその特徴に合う送信機からの信号だけにしか従いません。このプロセスは送信機信号判別(TSR)と呼ばれ受信機の電源が入れられるたびに行われます。

* この受信機は電源を入れてからの初期化に数秒ほど時間がかかります。通常そのあとスピードコントローラの初期化が始まりますので電源を入れてすぐはスティックを動かさず初期化が終わるまで待ってください。

 

初期化が終わりますと受信機は送信機のコマンドをデコードしサーボに送り始めます。

 

Berg/Hyperion 受信機の感度は非常に高く正常な場合は視界内で信号が届かなくなることはありません。さらに信号ロスの場合に備えてホールド機能フェイルセーフ機能が用意されています。

 

送信機からの信号が一時的に途絶えた場合は受信機はパルスを途切れさせず埋めます。これはホールド機能と呼ばれ再び正常な信号を受信するまで続けます。送信機からの正常な信号が受信できるとそちらをすぐにサーボに渡します。このプロセスは受信状態が悪くても信頼性が高く、PCM受信機よりもはるかにすばやく行われます。

 

デフォルトではホールド機能が設定されています。後述のプログラムにより信号ロスの際のサーボ位置をフェイルセーフ機能としてプログラムすることもできます。

 

フェイルセーフ機能の使用はどのようにサーボ位置を指定するかよく検討してください。送信機からの信号ロスの場合はまず2秒間ホールド機能が働いてからフェイルセーフ機能で設定された位置にサーボが動きます。たとえばフェイルセーフ機能でスロットルをフルにするように設定してしまうと信号ロスの2秒後機体のスロットルはフルになってしまいます。機体を着陸させピットにおいてあり受信機の電源を切る前に送信機の電源を切ってしまう可能性があることを考えると危険です。フェイルセーフ機能の設定、特にスロットルにかかわることは十分に検討してから行ってください。

 

受信機の電源を切る

送信機の電源は受信機の前に入れ、後に切ってください。

電源を入れる順序:送信機電源を入れ、受信機電源を次に入れる

電源を切る順序:受信機電源を切り、次に送信機電源を切る。

 

ユーザプログラム

Berg/Hyperion受信機は以下をプログラム設定することができます。

r チャンネル5出力をチャンネル5ピンに割り当てる(工場出荷時の状態)

r チャンネル7出力をチャンネル5ピンに割り当てる

r フェイルセーフモードをオンにする

r フェイルセーフモードをオフにする(工場出荷時の状態)

 

*受信機のプログラムは送信機、受信機と受信機についてくるジャンパープラグ2(サーボコネクタの1番ピンと3番ピンをショートしたもの)、そしてホーンのついた適当なサーボが必要です。受信機を設定するときには危険がないようにモーターからプロペラをはずしておいてください。

 

プログラムの方法

1.          ジャンパーをチャンネル2のコネクタに接続します。

2.          サーボをチャンネル1のコネクタに接続します。

 

受信機の電源オフの状態からプログラムを開始します。プログラム中には送信機の電源を切らないでください。切られた場合はそのプログラム内容は記録されず最初からプログラムをやり直しになります。

 

チャンネル7出力をチャンネル5ピンに割り当てる

-          2つ目のジャンパープラグをチャンネル4のコネクタに差し込む

-          送信機の電源を入れる

-          受信機の電源を入れる

-          チャンネル1に接続したサーボが左右に動いてプログラムされたことを示します。

-          受信機の電源を切ります。

 

チャンネル5出力をチャンネル5ピンに割り当てる

-          2つ目のジャンパープラグをチャンネル3のコネクタに差し込む

-          送信機の電源を入れる

-          受信機の電源を入れる

-          チャンネル1に接続したサーボが左右に動いてプログラムされたことを示します。

-          受信機の電源を切ります。

 

フェイルセーフモードをオンにする

-          2つ目のジャンパープラグをチャンネル6のコネクタに差し込む

-          送信機の電源を入れる

-          受信機の電源を入れる

-          チャンネル1に接続したサーボが左右に動いてプログラムされたことを示します。

-          受信機の電源を切ります。

 

フェイルセーフモード時のサーボ位置のプログラム

まず上の手順で前もってフェイルセーフモードをオンに設定します。

 

次にフェイルセーフ時の各チャンネルのサーボ/スロットル位置を設定します。受信機、サーボも機体に搭載してトリム、舵角、ミキシング調整などが終わってから行います。プロペラは危険防止のためにはずしておいてください。

 

工場出荷時にはフェイルセーフサーボ位置は以下となっています。

-          チャンネル13:                              1msec                     - 安全のためスピードコントローラが接続されるチャンネルはオフ位置になっています。

-          そのほかのチャンネル:                   1.5 msec                 - 大部分の送信機では中立位置となります。

送信機の電源をオンにした後に受信機の電源をいれます。送信機を操作し、各チャンネルを信号ロス時に止めたいサーボ位置まで操作します。(中立にしたい場合はトリムが取れているのでスティック中立に。スロットルは安全のため必ずオフ状態にしてください。)

 

次に送信機の電源をオンにしたまま、一度受信機の電源を切ります。そして空いているどこのチャンネルにジャンパープラグを挿します。空いていなければどこかのサーボコネクタを抜いて差し替えてください。サーボ延長ケーブルの先でもかまいません。

 

そして受信機の電源をオンにし、10秒間待ちます。そして受信機の電源を切ると完了です。

 

フェイルセーフ機能設定の確認

-          送信機の電源の後に受信機の電源を入れます。各チャンネルのサーボが通常通り操作できることを確認します。

-          送信機のスティックをランダムにどこかの位置に動かしそこで止めたまま送信機の電源を切ります。

-          最初の2秒間はホールド機能によりすべてのサーボが2秒間はその位置にあり、その後フェイルセーフモードになって上で設定した位置になるはずです。

うまくいかない場合は手順を再確認して再設定してください。

 

注意:ホールドまたはフェイルセーフ動作中に切れた信号が復活した場合はすぐにサーボに信号が送られコントロールできるようになります。しかしながら送信機の電源が切られ、再度入れられた場合は送信機自身が立ち上がって制御できるようになるまで最悪8秒かかります。そのため最悪8秒間制御できなくなってしまいます。飛行中には送信機の電源は切らないでください。

 

スピードコントローラとBECに関しての注意

電動機ではスピードコントローラのBEC機能を使って受信機とサーボに電源を供給することがよくあります。スピードコントローラのBEC機能はレギュレータにより電源電池パックの電圧を下げて受信機に電源を供給しており、その最大容量は限られています。電流を流しすぎると受信機へ電源の電圧が下がってしまいます。そのため受信機とサーボの最低電圧を切ってしまいサーボの動作遅れ、がちゃつき、最悪ノーコンになってしまう可能性があります。受信機の不良と見られるトラブルでもBEC電源の容量を超えていることが原因のことがよくあります。各サーボ、受信機の仕様を確認しそのスピードコントローラのBEC容量を超えないようにしてください。超える場合は別受信機電源を用意してください。

 

例:一般的な1.5ABEC容量を25Aスピードコントローラで11Vでは標準サーボ3個まで使用できると記されている場合、典型的な3セルリチウムポリマー電池は12Vあります。マイクロサーボ2個で容量に近くなってしまい、3サーボでは動作状態によっては限度を超えてしまう瞬間もありえます。4サーボでは誤動作が起こる可能性が高くなります。

 

仕様:

·            チャンネル数: 6 5番ピン出力はCh5Ch7にプログラムで設定できます。)

·            フロントエンドフィルター:3RF

·            IFフィルタ: トランス + 6極セラミックフィルタ

·            モジュレーションシフト極性: 自動判別、自動学習機能

·            デコーダフィルタ: DSPにより受信信号のS/Nによる適合アルゴリズム使用

·            感度:~ 2 μV

·            サイズ: 1.3 cm x 2.2 cm x 4.2 cm

·            ホールド機能:信号ロス時には各サーボには最後の位置の信号を送る

·            フェイルセーフ機能:信号ロス時1.52.0秒のホールドの後プログラムされたサーボ位置に信号を送る