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JETI アドバンストの
タイミング・ブレーキ設定方法


ブラシレス センサーレス スピードコントローラ 価格表はこちら

エアクラフトではJetiとHackerのブラシレススピードコントローラを 飛行機用、ヘリコプター用からR/Cカー用まで、幅広くそろえています。
JetiとHackerのスピードコントローラ(ESC Electric Speed Controllerともいいます)は外観、サイズ、重量とも同じで、どちらもJetiの工場で製造されています。HackerブランドのものはHacker社デザイン のソフトウェアが搭載され、モーターの性能をより高く引き出すためにタイミング(進角)、周波数などがより詳細に設定できるようになっています。またいくつかのサイズと種類はHackerブランドからだけ発売されています。このデータページではそれらをまとめて違いを解説します。

最高の効率を引き出すための最適のタイミング(進角)と動作周波数はモーターのタイプにより異なります。使用するモーターの最大の効率を得るためには、より最適な設定ができるスピードコントローラを 選ぶ必要があります。しかし完璧に最適化する必要はありません。一般的に動作周波数の変更よりもタイミングの変更のほうが効率に大きな影響を与えます。最適なタイミングの設定ができない場合は過大よりは少な目のほうがまだ効率がよくなります。
下の表の最適の設定例は一般的なもので、モーターのKvや磁石/ローターのタイプ、最大rpmなどの条件によっても異なります。 たとえばMegaモーターは進角モード1〜3のどれでも適切に動作します。

下の表のようにそれぞれのモデルによってどのタイミングと周波数が設定できるかが異なります。
 タイミング(進角)
    モード 1  Hacker、 Lehnerなど二極モーターに最適
    モード 2  Aveox、 AstroFlight モーターに最適
    モード 3  Mega、 Jeti、 Plettenbergなど6極モーターに最適
    モード 4  AXI、 Kohler、 Actroなどアウトランナーモーターに最適

  周波数
    モード 1  Hacker、 Lehnerなど二極モーターに最適 - 8 kHz
    モード 2  Aveox、 AstroFlight、 Mega、 Jeti、 Plettenbergに最適 - 16 kHz
    モード 3  AXI、 Kohler、 Actroなどアウトランナーモーターに最適 - 32kHz

機種 タイミング
モード
  周波数
モード
  その他の機能
 1 2 3 4 1 2 3  
すべてのJeti GOLD            
すべての Jeti ADVANCE         ブレーキなし時はソフトカットオフ
New!リチウムポリマー対応オートカット*
                 
04 から 30AまでのHACKER MASTER     2-3セル リチウムポリマー対応オートカット
40 から 150AまでのHACKER MASTER  
                 
HACKER ヘリ 8A     2-3セル リチウムポリマー対応オートカット
HACKER ヘリ 40A      
HACKER ヘリ 48A     最高30セルまで
* 40A OPTOと70Aモデルには未装備                    

追加の情報

HackerとJetiブラシレスコントローラのスペック一覧

機種 連続 /
最大10秒
 
電流値
セル数 BEC
電圧
BEC
電流
8セル時の
最大サーボ数
10セル時の
最大サーボ数
ブレーキ 寸法

重量

04-3P BEC 4A / 5.5A 5-8 4. V 2.0A 3-4 N/A on/off 25x17x4 2/5
06-3P BEC 6A / 8A 6-10 5.0V 2.0A 4 3 on/off 32x23x6 5/9
18-3P BEC 18A / 22A 6-10 5.0V 2.0A 4 3 on/off 32x23x7 11/21
30-3P BEC 30A / 35A 6-10 5.0V 2.0A 4 3 on/off 42x23x7 mm 16g
40-3P BEC 40A / 47A 6-12 5.0V 3.0A 5 4 on/off 52x25x10mm 30g
40-3P OPTO 40A / 47A 6-16 OPTO OPTO OPTO OPTO on/off 52x25x8mm 30g
70-3P BEC 70A / 80A 6-12 5.0V 3.0A 5 4 on/off 70x27x13 mm 41g
70-3P OPTO 70A / 80A 6-16 OPTO OPTO OPTO OPTO on/off 70x27x13 mm 41g
48-3P OPTO2 48A / 60A 8-30 OPTO OPTO OPTO OPTO on/off 77x29x14mm 45g
77-3P OPTO2 77A / 90A 8-30 OPTO OPTO OPTO OPTO on/off 78x29x16mm 48g
99-3P OPTO2 99A / 120A 8-30 OPTO OPTO OPTO OPTO on/off 78x29x16mm 57g
105-3P OPTO2 105A / 130A 6-16 OPTO OPTO OPTO OPTO on/off 77x29x16mm 54g
40-3P HELI2 40A / 40A 6-12 5.0V 3.0A 5 4 none 62x27x11mm 30g
40-3P OPTO HELI2 40A / 40A 6-16 OPTO OPTO OPTO OPTO none 62x27x11mm 30g
48-3P OPTO HELI2 48A / 48A 8-30 OPTO OPTO OPTO OPTO none 77x29x14mm 45g

66-3P BEC CAR SPORT 2

66A / ? 6-12 BEC ? 2 2 on 66x32x29mm 77g

 2Hacker 製品のみ  * OPTO モデルにはBECはありません。
*重量はワイヤなし/込み。30A以上のモデルではワイヤなし。

バッテリコネクタの選択について

フライト中にパワーをかけるとモーターが止まるなど、トラブルが起きるとして返品されてくるスピードコントローラを調べると90%に問題がありません。多くの場合問題点は 1)バッテリの状態が悪い、2)バッテリが適当でなく必要な電流を流しきれない、3)コネクタが小さすぎる、品質が悪いあるいは汚れているといった3点に集約されます。
電動機ではモーター、スピードコントローラ、バッテリ、プロペラを選ぶとき、特に流れる電流にマッチしたバッテリとコネクタを選ぶことが非常に重要です。

電流量 > 電池とスピードコントローラのコネクタ
1A 〜 6A - JST コネクタあるいはディーンズマイクロコネクタ (超小型、 インドア、スローフライ)
4A 〜 11A - ディーンズマイクロコネクタまたは2mm ゴールドコネクタ (S280〜350)
4A 〜 20A  - 2mm ゴールドコネクタ あるいは MPX (S400〜S480)
18A 〜 60A - 2.5mm シリコンワイヤと4mm ゴールドコネクタ (大部分の500/600 クラスとブラシレスモータ)
50A 〜 120A- Robbe 4mm Hi-Amp ゴールドコネクタ4mm シリコンワイヤ (競技用グライダー、パイロン機など)

焦げたり焼損して返品されるスピードコントローラの90%はバッテリを逆につないだためです。バッテリの+とーは間違えないように厳重に注意してください。それでも間違えやすいので上でお勧めしたような逆接できない構造のコネクタを使うのがいいでしょう。

バッテリに適した電流量については、お問い合わせください。

スピードコントローラとブラシレスモーター、バッテリに関しての一般知識

スピードコントローラとモーターの接続

ブラシレスモーターはスピードコントローラから供給される三相の電流で駆動されるので、ブラシモーターのような単純なプラスとマイナスはありません。スピードコネクタから出ている3本のワイヤをどの順番で もモーターにつないでみて、プロペラ、ギアボックスなしで受信機、バッテリにつなぎ、ゆっくりモーターを動かしてみてモーターの回転方向を確認します。ダイレクトドライブや遊星ギア、ベルトドライブ、 内歯ギアボックスではモーターシャフトはモーターの前から見て反時計回りに正回転します。オフセットタイプのギアでは時計回りに回ります。モーターを逆転させるためにはどの2本でもかまわないので逆につなぎかえます。もしスピードコントローラ 、モーターのワイヤが色分けされている場合は赤を赤に、黄色を白に、黒を黒あるいは青につなぐと正回転します。
小型モーターについてはスピードコントローラのワイヤをモーターワイヤに直接半田付けするか、新しい1.8mm MP Jet、あるいは2.5mm コネクタで接続します。35A以上流れるモーターでは3.5mm ゴールドコネクタが最適です。Polyolefinの4.8mm シュリンクチューブを使って絶縁します。
 

コントローラの
種類
付属 別途必要
JETI 04A to 18A コネクタなし  MP Jet 1.8mm (04, 08) または MP Jet 2.5mm (18) - 1セット
JETI 30A to 70A メス  3.5mm ゴールドコネクタ  (オスのみ3つ)
Hacker 30Aおよびそれ以上 コネクタなし  3.5mm ゴールドコネクタ (オス/メス) - 3セット
 注: Mega 22シリーズのモーターにはオス3.5mmゴールドコネクタがついています。他のモーターにはコネクタはありません。これらのモーターをスピードコントローラに接続するには3組のオスメスコネクタがいります。

リチウムポリマー電池対応オートカット

リチウムポリマー電池はセルあたり2.7V以下まで放電すると損傷します。必ずリチウムポリマー電池対応のオートカット設定をしたESC(スピードコントローラ)を使用してください。オートカットとはESCでバッテリの電圧をチェックし指定の電圧以下になったらモーターを止める機能です。指定電圧をオートカット電圧といいます。

Castle Creationのスピードコントローラがもっとも細かくオートカット電圧を設定でき、リチウムポリマー電池1-4セルにあわせて設定できます。新しいJeti ADVANCEはリチウムポリマー電池を自動的に検出しオートカット電圧を適切に設定します。JES-04-3P ADVは2-3セルを自動検出します。JES-08-3P ADVとそれ以上のモデルは2-4セルに対応しますが、BECは3セルが最大です。4Aから30AのHacker Master ESCは2セルか3セルを選択するようになっています。

Jeti Goldはオートカットの設定ができません。最低オートカット電圧が5Vなので2セルのリチウムポリマー電池では安全に使用できます。(負荷がかかったときのセルあたり2.5Vは問題ありません。)Jeti Gold ESCで3セルリチウムポリマー電池を使う場合にはオートカットが適切には効かないので早めに着陸させるなど電池の損傷を防ぐ注意が必要です。

BEC と OPTO

BEC(Battery Eliminator Circuit)付きのコントローラでは動力用バッテリから受信機、サーボの電源が供給され、受信機用電池を省き軽量化することができます。

BECは動力用のたとえば9.6Vを受信機、サーボ用に通常5Vに降圧します。この電圧の差と受信機、サーボの使用する電流の電力(W)がBECで熱となって消費されます。もしこの 発熱があまり高くなるとBECは動作不良を起こし、いわゆるノーコンになります。セル数を増やして電圧を上げたり、使用するサーボの数を増やしてBEC電流を増加させるとBECにかかる負担が大きくなり誤動作の原因となります。また大電流あるいはスロットルを60-90%位置で長時間飛ばすと、スピードコントローラ自体の発する熱が高くなることから、BEC関連のトラブルになることもあります。さらにモーターから発するノイズがBECを通じて受信機にわたり、グリッチや最悪の場合ノーコンを招くこともあります。今のスピードコントローラは改善されてはいますが、バッテリの電圧が下がってモーターカットされた後に残された電力に気をつける必要があります。9,10セルクラスではすばやく着陸させたほうがいいでしょう。

OPTOタイプのスピードコントローラでは受信機・サーボのために別のバッテリが必要になることが欠点ですが。。。

モーター制御回路が受信機と分かれているので、モーターノイズからくるグリッチは減少します。受信機用に別バッテリがあるので、動力用バッテリをノーコンになる心配無しにフルに使うことができます。つまりBECのことは気にせずに動力バッテリを最小限のものにすることができます。BECの消費電力も気にせず、たとえば80Aの電流をモーターに流すことができ、BECのことを忘れて効率良くグライダーをいい条件の中一時間飛ばすこともできます。またBECトラブルからのノーコンの墜落の心配なしに、安全に飛ばすことができるわけです。

とはいえ、BECはとても便利なものです。小さめの受信機用バッテリ(300 NiMH や 270 NiCd) でも28〜38gあります。スピード400あるいはそれ以下のクラスでは無視できない重さでBECが必須でしょう。これらを考え合わせるとBECは8, 9セルクラスで35Aくらいまでは安心して使うことができ、またそれ以上の機体でもサーボの数と負荷が少ない機体ではBECを使えます。

最後にBECは大型機では乱用されすぎている傾向があります。2kgの機体で28-40gの受信機電源はそれほど問題ではありません。別電源で得られる信頼性、安全性を考えると 受信機バッテリを用意する手間はたいしたことではありません。さらにあたらしいS-BEC(Super BEC)を使用すれば、受信機バッテリをなくすこともできます。S-BECは軽量なスイッチングモード電源で3セルから30セルまで安定して受信機電源を供給できます。

BECを止めてもっとセルを増やすには?(JetiとHackerスピードコントローラの場合)

2kgのSkywalkerが元気良く飛ぶためには12セルがいるとしましょう。Jeti 40Aコントローラは6-12セル用ですが、もうお分かりのように12セルでBECに4サーボの2kgの機体はトラブルの元です。それではBECをやめて12セルを使えるか?

実は簡単にできます。別に受信機用電源かS-BECを用意し、スイッチハーネスで受信機の空きチャンネルに差し込むだけです。スピードコントローラのスイッチはオフにしておき、念のためスピードコネクタから受信機へのコネクタの赤のワイヤを取り除いておきます。(コネクタ のピンをとめているクリップを押しあげて、コネクタのピンとワイヤを引き抜き、テープで止めておきます。)

ところで、Jeti/Hackerスピードコントローラのセル数制限は本当の制限です。たとえばJES-40-3BECは6-12セル用ですが、BECを殺しても12セルの制限は越えることができません。Jetiコントローラの中の回路に電圧制限が入っており、セル数を超えると動作しないようになっています。同様にJeti/Hacker 70-3OPTOではその制限の16セルを超えては動作しないように保護回路が入っています。

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